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中耳炎の抗生剤

小さい子供ってちょっとしたことで鼻水がタラリ~ン

でもそれ、本当に鼻水だけですか?

親からしてみたら鼻水の症状しかなくても、実は耳、特に鼓膜がトラブルを抱えてしまっていることもあるんです。

そう、中耳炎ですね。

中耳炎には大きく急性中耳炎と浸出性中耳炎があります。

耳の痛みや耳だれ、発熱、子供の不機嫌さを伴う急性中耳炎は比較的早くに気がつくことができるものの(小児科の先生が怪しいと思って耳鼻科受診を勧めたりしてくれます)、浸出性中耳炎は鼓膜の奥の中耳というところに浸出液がたまってしまうためなかなか気がつきにくいことが多いのが特徴です(やたらとテレビの前にすりよっていく、親が声をかけても振り向かないなど音が聞こえていないかも?と思うところがあって耳鼻科受診するケースもあります)


さてそんな中耳炎ですが、多くの耳鼻科では基本的に抗生剤、鼻水を出しやすくしてアレルギー症状を和らげる薬、さらに急性中耳炎の場合には痛み止めが出されることが多いでしょう。


そこで親御さん達が気になるのが抗生剤

小児科の風邪症状と違って、比較的長く抗生剤を飲むことが多いので大丈夫かな?と思ってきがちです。鼻水が止まっているのにまだ抗生剤を飲むことが不安で勝手に飲むのをやめてしまうというケースまであるほどです。

でも本当に飲まなくてよいのでしょうか?

確かに浸出性中耳炎の場合はすこし抗生剤の使用が乱発されすぎな気もしないでもないですが、耳鼻科医は鼻水などの症状だけでなく鼓膜の様子をみて判断しています。

つまり鼻水が止まっていても鼓膜が赤くなっていたり、腫れあがっていたりまた膿の貯まり具合をみながら抗生剤の種類を替えたりしながら使用しています。

なので子供の鼻水が止まったからといって親の判断で抗生剤をはじめとした薬を中止してしまうのは危険というわけなんです。

中耳炎と診断されたらしっかりと主治医から卒業の言葉をもらうまで通うことを強くお勧めします。

そしてもう1つ

黄色い鼻水が長く続いている場合には小児科だけでなく、耳鼻科一度診てもらって耳チェックをしてもらってくださいね。

親からは見えない耳の中だけに、しっかり子供の様子を見ながらケアしていきましょう



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