ジェネリック(後発品)の供給中止
前回の記事では、ジェネリック(後発品)の名称変更ネタでしたが、今回は供給中止のお話
供給中止=販売中止
そうです、いままでジェネリックで調剤していた薬が先発にもどってしまうこともあるのです。
これには参ってしまいます
患者さんに説明しても??といまいち納得されないこともしばしば
原料供給停止に伴い販売中止と言われても、先発品は問題なく発売が続いているからなにか大人の事情があるのか、と勘ぐってしまいます^^;
ジェネリックの販売中止
これは”安定供給”という医薬品の質に関わる問題です。
こういった問題もあるので、世の中にはジェネリックに変更しない医師もいるのでしょう
前回に続き、ジェネリック(後発品)のマイナーな点をあげてしまいましたが、決してジェネリックを否定する立場ではないことをご理解いただければと思います
個々の感覚はあるものの(それは意外とあっている)、ジェネリック医薬品はきちんと厚生労働省の許可をとっているものです
慢性疾患の場合は年間単位で薬代を計算するとジェネリックに替えることで、かなりのコストダウンになるでしょう
ただこういった”安くていい”という以外のジェネリックの諸事情もあり”ジェネリックにしてくれない”医師もいるかと思うと、薬剤師側、医師側、製薬会社etcこれら全ての協力体制が強固にならない限り、後発品使用率のアップにはつながりにくいのでは、と私自身は感じています