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ヤーズ配合錠への注意喚起

2014年1月17日付にて厚生労働省からヤーズ配合錠への注意喚起がされました

婦人科からヤーズ配合錠が処方されている方、以下の症状が出た場合は速やかに服用を中止し、薬を服用している旨伝えたうえで速やかに受診してください。

いつもの主治医の診察日まで待たないで、速やかな診察が必要です

(後述しますが、避妊効果はなくなります)

~速やかな受診が必要な主な症状~

・熱感

・足の急激な痛みやむくみ

・息切れや、胸痛

・吐き気、嘔吐

・激しい頭痛

・手足の脱力・麻痺・しびれ

・目が見えにくくなる、話しにくくなる 


さて、ヤーズ配合錠

バイエル社から発売されている医療用の低用量のピルです。

通常の低用量のピルよりも卵胞ホルモンが少ないため超低用量ピルとも言われています

そのためむくみ、太りやすいなどの副作用が少ないというのが売りの1つでもあります。

日本では毎日同じタイミングで飲むことで生理痛を改善する目的で処方されていますが、一部保険診療外で避妊のために使っている方もいるかもしれません

(日本では適応外なのであまり突っ込めずご勘弁。。。)


超低用量ピルとはいえホルモン剤であることにはかわりないため、服用にあたっては、喫煙の有無や年齢、肥満体質か否かといった様々なチェック項目があります。


今回、本剤との因果関係が否定されないという状態で亡くなられた方々はいずれも喫煙もなく、取り立てて大きな既往歴もなく、症状発現から亡くなられるまでの短さを思うとご家族としてはやりきれない想いが強いかと想像に難くありません。。。

薬を扱っている側としていかがなものかと思いますが、”薬は怖い”と思い知らされる場面です。

と同時に、どんなに忙しくても最低限必要なことは的確に伝えていかなければ、と改めて気を引き締めました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします



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