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お薬手帳の行方

う~ん、なんだか今までの流れと逆行しているような気がするのは私だけでないハズ

3.11の震災以降、急速に注目をあび、またその利用価値が一部で認められつつあるお薬手帳

2年前から基本的に義務化のようになり1人1冊お薬手帳をもち、有事の際にはそれをもとに薬をすばやく受け取れることもできる可能性がありますよ、といった文句で推進されてきましたし、実際に役に立ったケースも多々ありました。

そんなお薬手帳が2014年度から扱いが変わるのです。

何が変わるかというと、お薬手帳の有無によって薬局で支払う金額の差がでるようになってしまったのです。

(おそらくまたどこかのテレビ番組で"手帳や手帳シールをもらわなければ節約!"と銘打つところがあるでしょう。こういうのを節約といいたくなる気持ちも分からないではないけれど、なんだかなぁと思ってしまうのです)

いえね、基本はお薬手帳ありきです。

なのですが、例えば風邪薬だけの少量の薬をもらいにきた普段めったに病院にかかるようなことがない若者だったり、薬剤師側からみて不要と判断した場合という一部例外扱いという感じなんだけれども、支払う患者さんからしてみればお薬手帳の有無で値段の差が出てしまうのです。

もちろん薬局のやり方に問題もあったのでしょう

ろくに説明もしないでシールだけさくっと中に入れてしまって指導したことにしたり、患者さんの"自宅で貼ります"という言葉をまるっと信じてしまって毎回毎回シールだけを渡すだけでチェック機能が働かなかったりと自身も含めてうまく使いきれてないことはありました。

うまく言えないけれど、薬剤師としての職能がなかなか表に出ていない、薬剤師としての存在を理解してもらえるくらいの情報提供や患者さん対応ができていないんだな、と反省です。

お薬手帳の有無で価格が変わるのはもう決まってしまったこと

そんな中、わずかでも+αの料金を払ってでも持っていた方が良い、持つべきだ、と思えるような説明をするには通り一遍の言葉ではなく、その患者さんに即した方法でどうアプローチすべきか、と悩みは尽きません。

今年の3.11を迎えた時にはこの事実が薬剤師には浸透していました。

震災から3年目

このタイミングで逆行させてしまったことは薬剤師側の怠慢だったのでしょうか

私たち薬剤師の職能がまた試される2年間になりそうです。。。



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