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パイロンPL顆粒

咳や鼻症状といった風邪様症状で病院受診をした時に処方されたことがある方も多いであろう、PL顆粒

いわゆる総合感冒薬です。

このPLが市販品としてこの2017年の8月から発売されました。

医療用PLと市販薬としてのパイロンPLの違いは1包あたりのg数です。

医療用は1包1g入っていますが、市販薬は1包0.8g

PLは複数の成分が入っているのですが、市販薬はその成分量がほぼ0.8倍量になっており、PLで起こりうる眠気や尿閉等の副作用をできるだけ抑えたいのかもしれません。

医療用のPLは添付文書上は1日4回服用なのですが、実際は1日3回で処方されることがほとんどです。

こちらの市販薬もそんな現状に合わせて、1日3回 1回1包となっています。

医療用には2~11歳あたりのお子さん対象の小児用PL(PLの1/6量で各成分が含まれています)がありますが、市販薬では小児へ飲ませることはできません。

市販薬のパイロンPL顆粒は15歳以上からでないと服用できませんので、そのあたりお間違いないようにご注意ください。

上記にも記載しましたが、眠気や口の乾きはともかくも、尿閉などの尿トラブルや閉そく性緑内障の方の発作を引き起こす誘因にもなりかねないリスクがあるお薬です。

特にきちんと管理できていない前立腺肥大などの持病がある方は避けた方がベターでしょう。

最後に注意して頂きたいのはこのPLはアセトアミノフェンを含んでいます。

アセトアミノフェンは意外と他の薬にも入っていることが多々あるので、他の症状(のどが痛い、頭が痛い)などで他の薬を飲むときには重複していないか確認してもらったほうがベターでしょう。

手洗い、うがい、休養、栄養をまず第一に、そして風邪をひいてしまったら無理して登校、出勤はせず、自宅安静で養生してくださいね。

ちなみにお値段ですが、、、

診察時の受診料やお金にかえられない待ち時間など諸々の事情を考慮せずに、単純に薬の値段だけでみてみたら、医療用のPLの価格(先発、後発にさほど金額の差はなし)と比べてみると割高感は半端なし、とだけコメントしておきます。。。

【販売元:シオノギヘルスケア】



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