薬剤師ゆうの薬の話 » 市販薬の話 » アレグラFXジュニア

アレグラFXジュニア

花粉の飛散が始まってきました。

インフルエンザが猛威を振るう中、花粉症の薬のために受診するのは気が重かったのですが、耳鼻科で内服、点眼、点鼻と一揃え完了し、2月10日くらいから娘と私は早速飲み始めています。

娘の場合はアレルギー性鼻炎に加えて、鼓膜チューブを一時期入れていたことから耳鼻科受診が必須ですが、こんなにもインフルエンザが猛威を振るっている中あえて花粉症の治療のためだけに子供を受診させたくないご家庭にとって朗報といえるのかどうかは分りませんが、医療用と同じ成分、用量の薬が発売されました。

それがアレグラFXジュニア

医療用ではアレグラ30mgと同じです。

このアレグラFXジュニアは、7歳~14歳の小児対象となっていますが、医療用のアレグラ30mgと飲み方も同じです。

 7歳以上12歳未満 :1回30mgを1日2回

 12歳から14歳 :1回60mgを1日2回

(7歳未満のお子さんには医療用では粉薬のドライシロップがアレグラにはあります)

ただし、こういった小児用の薬に関してはお住いの自治体が大きく関与してくる部分もあります。

要は実際に自分でお金を払うかどうかという点。。。

いわゆる乳幼児、小児に関しては自治体によっては医療費の負担がゼロ円という場所があるわけでして、そういった地域にお住いの方にとっては、わざわざ身銭をきってまで市販の薬を買わない、と思うかもしれません。

(このあたりは、高いお金を払ってインフルエンザ予防接種をうけるよりも、インフルエンザになった後に無料で治療した方がよい、というあるあるパターンも同様です)

もちろんしっかりと医師の診断を受けたうえで薬を処方してもらいたい、という気持ちが子供に対してはより強いという親の心情も大いにあるでしょう。

ただなんといっても花粉シーズンが本格化する前に飲むとなると、どうしてもインフルエンザの患者さんがいる中での受診になる可能性が強くそこに抵抗を感じる方もいらっしゃいますし、各家庭色々な事情があるわけなのでこのあたりでクローズしますが、とにもかくにも、医療用と同じ成分の小児用が発売されたというわけです。

といっても、生憎ながらネットでポチり、と買えるものでもなく、市販薬といっても薬剤師がいる時しか買えない薬になっています。

またさらにここが面倒なのですが、こちらの薬は実際に使用する子供を連れての来店が必要になるんです。

というのもこのアレグラFXジュニアは"要指導医薬品"といって購入者にとっては一番買うのに手間がかかる分類に属しています。

実際に使う人が薬剤師と対面し、文書で使い方や副作用等を確認しながら販売することが義務付けられているので、親だけが来店したところで買えない薬となっています。

花粉症ということがしっかりと診断がついているうえで、特に過去にこの薬で治療を受けたことがあるお子さんが緊急的に市販薬でしのぐ、という点ではなかなか助かるかもしれません。

因みにお値段は16錠入りで我が家の近辺では大体税抜き1200円前後で発売されていました。

医療用の最初に発売されたいわゆる先発で1錠約51円(16錠で約816円)、ジェネリックの安いものだと1錠約14円(16錠で約224円)

う~ん、、、日本の医療保険制度は素晴らしい^^;

【販売元 久光】



よろしければお願いします^^ にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ


フィード

このブログのフィードを取得



Powered by Movable Type

Supported by Movable Type入門