2011年を振り返る
もうすぐ2011年も終わり
みなさんにとってどんな1年だったでしょうか?
忘れられない3月の大震災
現地でボランティアという形はとれませんでしたが、ボランティアに送りだした後に残った人達もボランティアに貢献しているんだよ、という言葉を病院時代の同期からかけてもらいました。
彼曰く、残って働いている人たちがいるから自分がボランティアにいける、と。
なるほど、と感心したのもつかの間、それでも私ができることをやることが大事なんだと気持ちを引き締めました。
おそらく色々な人たちが考えたでしょう、”自分は何ができるか”
私も考えましたそして薬剤師という仕事、薬と日常という関係性も考えました。
でも結局被災地から離れた場所で私ができることは、募金・日用用品の寄付以外は日常生活を続けることそして個人スキルをあげ、職場で貢献すること
結局これなんです。
少し話が変わりますが、私が病院時代にくやしかったことに専門分野がないということがありました。
院を経験していなかったこともあり、特化した分野をもっていません。
だから何か有事の際に役に立てないと卑下してました
その後調剤薬局で働くようになると専門がないよりあった方が良いけれど、それでもあえていうならオールマイティな薬剤師の方がより患者さんにとっては良いのでは、とようやく少しずつ思えるようになりました。
そんなオールマイティな知識こそ日常に即した現場で使えるのではないかと思ったわけです。(現に被災地で薬剤師はありとあらゆる薬を見極めることになり、調剤薬局やドラッグストア勤務の薬剤師の知識がかなり役立ったと聞きました)
どこに目標を置くかはもちろん個人で異なりますが、私に関して言えば日常に即した薬剤師でありたい。
色々なことを言い訳に自身の勉強を怠っていたここ数年
2012年も身辺が少々慌ただしくなるのですが、秋頃までには体制を立て直したいと思っています
オールラウンドというのは無理でも、できることを少しずつコツコツと・・・
これからずっと先も日常に溶け込める薬剤師が続けられるよう勉強していこうと思います。
少し話があちこちにそれましたが、今年も残りわずか
2011年の更新も今回が最後となります
2012年もよろしくお願いします。
みなさんにとって幸せな2012年になりますように・・・
応援お願いします^^