2017年インフルエンザワクチン不足か
2017年9月26日、報道にて今期のインフルエンザワクチンの不足の可能性が示唆され始めました。
今年はインフルエンザの流行も早く、我が家も10月下旬には、と思っていたのですが、こういった記事がでると無駄にあおられますね。。。
何故不足の見込みになっているかといえば、製造が昨年度の使用量を下回っているからであり、何故に下回ったかというと、当初ワクチンに入れようと選ばれていた株の元の増殖が悪く、再検討の末、昨シーズンと同じものをつかうことにした結果、製造開始が遅れたということだそうです。
で、結果的に昨年の使用量よりも114万本少ない方向になるとのこと。
参考資料:医事新報 https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=7843
ちなみにこのワクチンに入れる株を誰がどうやって選んでいるかというと、すべて厚生労働省からの依頼に応じて国立感染症研究所で世界各地の流行状況や動向等が検討され、最終的に厚生労働省が決定しています。
ここで決めた株がうまいぐあいに成長しなかったのがすべての始まりというわけですね。。。
因みに、どんな型のものがワクチンに入っているかは国立感染症研究所で誰でも観られるようになっています。
去年と同じ型が入っているんだったら、うちは去年受けたから大丈夫、とならないのがインフルエンザワクチン
既に去年接種して獲得した抗体は既に体内からはなくなっているわけで(大体5ヶ月程度で免疫はなくなります)、あぁ、ジレンマ
ワクチン不足の対応として厚労省は13歳以上の1回接種を強く推奨し、毎度のごとく持病のある方や高齢者が優先としていますが、受験生や子供も大事なわけでして。。。
実際問題、添付文書上では13歳以上でも2回接種が認められていることから、医師の判断で希望する場合は2回接種ができるんです。
2017年は10月1日が日曜日なのでおそらく10月2日からインフルエンザワクチンの接種予約が始まる病院が多いかと思います。
毎年接種をしている方、また今年は受験生もいるので接種を考えている方、早めにかかりつけ医への相談をお勧めします。
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