あなたに頭は下げていません
働き初めてから不思議だったこと
”なんで新人の私にまでこの人は頭を下げるんだろう・・・”
新人時代はすべての部署を順番に回りながら仕事を覚えていくけれど、中でもDI室という医薬品情報を一手に管理する部署で働きはじめると、日に何度も製薬会社さん達に会うことになります。
そうすると自然と顔なじみになってくる人もいて、病棟内であった時にも声をかけてくれたりしたものです。
当時は新人だった私からしてみれば、出会う人すべて年上
それなのに、なぜこの人たちは私を先生と呼び、敬語でしゃべり、頭を下げていくんでしょう
どう考えても”先生”と呼ばれるべき人間ではない・・・
でも、これ私の大きな勘違いでした
決して製薬会社の方達は私に頭を下げているんじゃないんです
私の属している組織に頭を下げているんです
これ、間違っちゃいけない大事なこと
ここを混同してしまうと、大きな勘違いやろうの出来上がり^^;
(本当に”先生”って呼びたくなるような方達もいらっしゃいますけどね!)
社会に出た瞬間から”先生”と呼ばれる職業の怖さってここにもある、と肝に銘じることができた気づきでした
立場が変われば同じ薬剤師でも頭を下げる側と下げられる側になるのが働くということ。
決して中身関係なしに、先生と呼ばれ頭を下げられる現在の立場に甘んじないよう、傲慢な勘違いやろうにならないよう、今も戒め続けています
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