星に願いを
梅雨の最中の7月の東京
毎年この時期になると病院などでも七夕飾りを目にします
”今度の治療で退院できますように”と患者さんからの願い事もあれば、”〇〇号室の△△さんが早くよくなりますように”とスタッフからの願い事もあります
小児科病棟では、”ママの赤ちゃんが元気に産まれてきますように”なんて可愛らしい短冊を発見
と同時に病院に入院している自分のことよりもママのこと、そしてこれから産まれてくるまだ見ぬ妹、弟のことを心配していた幼い姿を想像すると、自分の未熟さ、そして人としての浅さに戸惑いを隠せなかったのも事実・・・
そんなたくさんの人たちの願い事を込めた短冊をみるたびに私が思い出すのは自分が薬剤師になったきっかけ
日常に流されてしまい、今の現場が単なる労働の場、収入を得るだけの場になってやいないか、とふと我にかえってしまいます
私はなんで薬剤師になったのかな?
これから薬剤師としてどういう道を進んでいけばいいんだろうか?
何か私にできることはあるのだろうか?
今も答えは出ていませんが、その答えを模索していくのが私の人生の課題の1つなのかもしれません
そんな私にとっての原点を思い出させてくれる七夕
今年の七夕、あなたは何を願いましたか?