新ビオフェルミンS
整腸剤といえば、ビオフェルミンというイメージの方もいらっしゃるかもしれないですね。
このビオフェルミンには3種類の乳酸菌が含まれています。
そしてこの乳酸菌はいずれも本来なら私達の腸の中に自然にいる存在の一部。
じゃあ、何故わざわざ薬で補充するかというと、なんらかの事情でこれらの菌がいなくなってしまうことがあります。
よく聞くのが、抗生剤を飲むことで下痢をしてしまう。
これは本来なら腸の中にいる菌が抗生剤によっていなくなってしまうことが原因の1つ。そのために、お子さんやおなかの調子が弱い方には予め抗生剤と一緒に整腸剤を処方して腸内細菌を維持するようにします。
ちょっとおなかがゆるかったり、逆に便秘気味だったり、そんな時には整腸剤は無難な薬でしょう。
こういった整腸剤を飲むことで、腸内の細菌のバランスを整え、腸環境を整えられます。
ただ、この新ビオフェルミン錠は飲む量が多いのがちょっと難点。
通常、成人(15歳以上)では1日3回、1回3錠を飲みます。
おなかの調子に合わせて飲んでください。1~2週間くらい飲んでも気になる症状が改善しない場合は病院を受診しましょう。
また新ビオフェルミン細粒では3ヶ月のお子さんから飲むことができますが、抗生剤などが処方される時には予め医師に申し出て、一緒に処方してもらうのも1つの方法でしょう。
ちなみに医療用には”ビオフェルミン”と”ビオフェルミンR”がありますが、この違いの”R”は抵抗するという意味のResistant(レジスタント)。
一部の抗生剤を服用している患者さんには”ビオフェルミンR”が処方されます。
【販売元:ビオフェルミン製薬】