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CBT/OSCE

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薬学部6年制への移行にあたり、4年制の時にはなかった試験が設けられました

その試験が共用試験であるCBTとOSCE

この2つの試験で基準点に達しなければ、必修の実務実習に参加できなくなるようになりました。

先日、母校の大学教授と話す機会があり、ここぞとばかりにその試験の流れを聞き、一部資料まで頂いてきましたので、簡単にご紹介しますね


(*共用試験:全国の薬学部が共通で利用する評価試験のため、共用試験と呼ばれます)

まずCBT(Computer-based Testing)

こちらは”知識および問題解決能力を評価する客観試験”

実務実習に必要な知識をコンピューターで5肢択一でマルチョイ問題のように条件反射で計310問(6時間)を解いていくことになります。

問題そのものは薬学共用試験センターのサーバーにストックされたものの中から、ランダムに出題されるため、隣同士で試験を受けていても、カンニングすることは無理とのこと

国試問題をパソコン上でやっていくような感じですね


対して、OSCE(Objective Structured Clinical Examination)

こちらは”技能・態度を評価する客観的臨床能力試験”

どちらかというとこちらの試験の方が受ける側としては緊張するかと思われますが、実際に調剤を行ったり、模擬患者さんに対して服薬指導などを行い、その態度・技術を2人の評価者によって評価されます

試験内容は


①患者、来局者対応

②薬剤の調製

③調剤監査

④無菌操作の実践

⑤情報の提供


の5つの範囲から6題(内2題は薬剤の調製から)が出題されます

”えこひいき”がないように、自分の大学の先生だけがジャッジするのではなく、地域の薬剤師や他大学の先生方が評価者を担当していきます

この試験は、学生さんにとってはかなり負担が高いかもしれませんが、実習生を受け入れる側からしてみれば、ひどすぎる学生を指導しなくてもよいというメリットはもちろん、学生本人も現場での理解、納得度がものすごく高くなる試験だと思います

また実際に就職した際にも、はじめて無菌調剤を行うのと、各施設で細かいことは違ったとしても基本の部分を知った上で教わるのとは雲泥の差です


ともすれば、お客さん扱いされていた実習生が、自ら学ぶ参加型になる日も近いことでしょう


実習生を受け入れる側はもちろん、今後6年制卒業の薬剤師とともに働くことになる私達も、実践をしっかり積んだ学生がくるのですから、自分たちも一生懸命勉強し、切磋琢磨し、よりよい薬剤師としての仕事ができるようにならないといけませんね

自戒を込めて、頑張りましょう



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