未来の仲間達へ
【注意】あくまでも私見です。
薬剤師を目指しています!薬学部に入学しました!学年が1つあがりました!と嬉しいメールが届く一方で切ないメールも眼にする今日この頃。
このまま薬学部で薬剤師目指していいのかわかりません、学校の勉強についていけません、単位がたりません・・・。
上手なアドバイスができなくて切ない。
なんで薬学部に入ったの?薬剤師の何に惹かれたの?と問うしかできない。
私も学生時代に苦しかった時、原点を思い出して、元気を取り戻そうとしていたことがあった。正確に言うと、現在でも。
私も苦手な科目はわんさかあった。そして得意科目がないのが悔しかった。実験も下手だった。
だからその分努力するしかなかった。根本的な概念が分かっていなくて呆れられたこともしょっちゅうだったけれど、その科目が得意な友人に聞いたり、先生に質問に行った。とことんやるしかなかった。
学校の過程の1つ1つのことができなければ薬剤師にはなれない、何が何でも薬剤師になりたいんだ、という強迫観念がいつもあった。
もちろん他にも経済的にこれ以上親に負担をかけられない、なりふり構ってられない状況でもあった。
その反面、そんな姿を仲間に見せるのが嫌だった。(見破られたこともあったけど)
これは、かなり苦しい。いつでも歯を食いしばって、神経が研ぎ澄まされていく。
私には吉とまではいかなかったけれど、こういった心の状況は集中力をうんだ。
でも体を壊した。
そして家族に迷惑をかけた。
必ずしもこの”がむしゃら”がベストではない。
精神的に追い込まれて退学にいたった友人もいた。私のように体を痛めつけることにもなる。
だから、”頑張れ!”とは私は言わないし、言えない。
こうやって悩んでいる貴方は、十分に頑張っている。
頑張っているからこそ、何が自分に足りないとか、こうあるべきといった理想像に色々悩み、考えすぎてしまって、もっと頑張らなきゃと思ってしまうものだから。
進むも退くも貴方次第。
自分で決めたことは、自分で落とし前をつける。これが生きて行くうえで大事だと思っている。
環境が整っているのなら”あの時○○だったから”、とか自分の考え以外を言い訳にしてほしくない。
今もって自分が薬剤師にむいているかなんて分からない。正直、仕事中にちくしょーと心の中で悪態つく時もある。仕事場を離れてからもムカムカしたり、落ち込むこともある。自分の知識の低さ、暗記力の低さに呆然とすることもある。
自分は薬剤師以外の仕事はできないのか?と求人広告を見る度に思うことなんてこれまた日常。
でも、続けている。
それはやっぱり、好きだから。
腹が立つこともある一方で、それを超えるくらいの嬉しい一言を貰うこともあるから。
相手の役に立つというほどのおこがましさはないけれど、でもやっぱり”そうなんだ”という表情をしてもらえることを言えた時は嬉しい。
”ありがとう”といわれることが多いとはいえないけれど、たまにだからこそ、その言葉は心に響く。
仲間、患者さんに育てられているんだ。
未来の仲間達へ。
私は貴方を待っています。どうか自分にプレッシャーをかけすぎませんように・・・
応援お願いします^^