解熱剤どう使う?
”熱が38.5度以上でぐったりしているようなら解熱剤使ってもいいですよ”
これ、よく聞きますよね。
私も言ってました。
この解熱剤に使うかどうかの説明は私自身が親になってからのほうが経験も含めて説明できているような気がします。
まず迷わず使うのは熱性けいれんの既往のある子
これはけいれん止めと含めて主治医の指示通りに使ってください。早いお子さんだと37度から一気に上がってしまうのでこのタイミングで使うこともあります。
また未熟児で生まれた子やなんらかの持病がある子もこれから述べることにはあてはまらないことをご了承ください。
とりたてて大きな病気の経験がなかったり、持病のない、いわゆる健康な子の解熱剤の扱いはどうしましょうか?
私は自分自身は熱に弱いので38度くらいあったらさっさと解熱剤を飲んでしまいます(苦笑)
が、もともと体感温度が高い子供たち
ちょっとやそっとの熱ではフラフラしながらも遊んでいるなんてこともよくあることでしょう。
こんな時に解熱剤を飲ませたら・・・
2時間もすればあっという間に熱は下がって元気100倍!
が、4~5時間もすればまた熱が上がってテンションダウン
薬という道具を使って無理矢理熱を下げてしまったからこそ、その効果がきれて熱があがるとリバウンドのごとくダメージは大きくなり、よけいに体力を消耗させてしまうような気がするんです。(と、私は娘に解熱剤を飲ませた時に感じました)
なので熱が高くても元気があるなら飲ませないという選択はありなのです。
熱が高くても少しずつでも水分がとれて、おしっこがちゃんと出て、意識がある状態なら様子を見ても大丈夫なことが多いんです。
39度を超える熱を出している時に様子をみているのは忍びないけれど、きちんと水分を飲めている限りは体の中でウイルスや菌と戦ってもらうことも大事なこと。
全てのお子さんにこの目安が当てはまるわけではありませんが、安易な解熱剤の使い方(時々薬局に来ます、大人の都合で子供の熱をさげたいというお母さんが…)だけはちょっとだけ待ってほしいと思っています。
たかが熱さましといっても上手に付き合っていってくださいね
ちなみに一例として我が家の使い方はというと・・・
熱性けいれんがないこともあり、過去に突発性発疹の時に1回使った以降、39度近い熱を出した時でも娘の様子を見て使わない判断をしています。基本、元気な娘だからこその対応ですね。ありがたいことです^^
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