薬剤師ゆうの薬の話 » 薬剤師の仕事 » 病棟活動~服薬指導~

病棟活動~服薬指導~

Comment(0)» Trackback(0)»

入院中に、薬剤師が薬の説明にきたことはありませんか?

実はこれは書面による医師からの依頼・同意のもとに行われます。この業務も指導料としての点数があり、保険割合に応じて患者負担になります。

医師から依頼を受けると、担当患者のアレルギーなどの義務付けられているチェック項目をはじめ、薬の飲みあわせ、疾患に対して適した薬剤が適した量で処方されているか、副作用の発現はないか、注射薬の点滴速度が速くないか、薬のことで困っていることはないかなど、血液データや会話の中から様々な問題点をあげていきます。(これは記載し、一定期間の保存の義務があります)随時、状況に応じて、主治医に連絡をとり、薬の相談をしたりします。

特にお年寄りは様々な薬を持って入院してくる場合があります。眼科領域の入院だったりすると、専門外の薬(例えば、内科ででるような血圧の薬など)を眼科医が処方することになり、医師が困惑することもあります。そんな時に予め入院時に患者さんとお話をし、薬の確認をしておくことでスムーズに適切な薬が処方されるようにすることも薬剤師の仕事です。

薬によっては血液検査が随時必要な薬もあります。血液検査がされていない場合には、医師に連絡をとったり、、副作用の発現が起きてないかなど血液内の薬剤濃度をチェックをしたりして、適切な投与量を医師に提示することもあります。(TDM:Terapeutic Drug Monitoring 血中薬物濃度モニタリング)

患者さんの所を回った後は仕事が山積みになります。

薬剤師が来た際は、どんどん質問してください。すぐにお答えできなくても、きちんと回答をもって後日お伺いします。

まだまだ人数の面からも全ての病院で行われている業務ではありませんが、病棟に薬剤師が行くことでより安心して薬を使えるようになって欲しいと思います。

私自身は小児・眼科・整形外科の病棟を経験しましたが、医師の回診に同行したり、カンファランスに参加したり、他の医療スタッフと連携することで、薬剤部内にいたときには分からなかった現実が垣間見られ、非常に勉強になる経験でしたし、調剤薬局へ勤務するようになってもこの時の経験が役立っています。

薬学部6年制になり、この部分の教育がますます重要視されていますが、まずはその人ありき。他人とのコミュニケーションは一朝一夕には構築できません。言葉の使い方、話す速度、声の強弱など”人”として勉強することもたくさんです。

*時々、依頼がされていない患者からの質問が出ることもあります。大部屋だと仕方ないことなので、お話はしますが、自分のところには来なかったといった経験がある方、実際は上記のようなシステムで薬剤師は患者さんの所に伺っています。(時には、薬剤師から医師へアプローチして依頼をだしてもらうこともあります)

*今後抗がん剤治療の専門薬剤師の試験が始まります。臨床経験が必要なので、一部の薬剤師に限られてしまいますが、医療事故を起こさないためにも、様々な面からチェック機構は働くようになってきています。



よろしければお願いします^^ にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ


"病棟活動~服薬指導~"へのトラックバック

トラックバック先URL

"病棟活動~服薬指導~"へコメントを投稿

(運営者が承認するまではコメントは表示されません。しばらくお待ちください。)

上の情報を保存する場合はチェック

フィード

このブログのフィードを取得



Powered by Movable Type

Supported by Movable Type入門