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2つの薬が1つになりますよと言われた時(合剤)

2010年、私が職場復帰して一番驚いたのが合剤の多さ

おそらくジェネリック対策もあるのでしょうが、名前も各社が好き勝手につけているし、乱立状態って感じです


さてさて、そんな独り言はさておき、今回は合剤(配合剤)のお話

まず、今回の話のなかでいう合剤とは世の中にある2種類の血圧の薬を1つの錠剤にまとめたり、血圧とコレステロールの薬を1つの錠剤にまとめたもの


もしいつもの血圧の薬が少し減って新しい薬になりましたよ、なんて言われた時には要注意です。

まず患者さんご自身で注意していただきたいのは、以下の3点

その1:何と何の薬が減って、どんな薬が追加になったか(医師からの説明とあっているか確認してください)

その2:今まで飲んでいた薬が自宅に残っている場合、しっかりとその薬を処分すること

その3:その後の体調変化の様子を把握する


まずその1

かなりの合剤が出ているため時には以前飲んでいた薬やそれに類するもの+合剤といった処方が出てしまうことがまれにあったりします。もちろん薬剤師が気がつかなければいけないことですが、患者さん側にもしっかりと確認していただきたいのです。


そしてその2

いままで飲んでいた薬を飲みきってから…という気持ちはよ~く分かります。でもその時には新しくでた合剤は飲まないこと。(過去の薬を)飲むなら(合剤は)飲まない、(過去の薬を)飲まないなら(合剤を)飲むってことです。


最後にその3

これはどんな薬の場合でもそうですが、例えば血圧の下がりが悪いから、と新しく出ている合剤に切り替わった場合今までに飲んでいない成分が含まれる場合があります。その成分で血圧がコントロールできれば問題はないのですが、何か体にトラブルを生じるようなことがないかなどの確認を患者さん側でも意識していただきたいのです。


ちなみにこの合剤の患者さん側のメリットとしては

・飲む薬の錠剤数が減って管理がしやすくなる

・医療費が2剤飲むよりも少し抑え目になる


ではデメリットはというと、こちらは医療側の考えかもしれませんが

・合剤による長期服用経験が日本ではないため差というか治療効果の分かりにくい

ということでしょうか。


最近ではこれらの合剤に関してブレーキをかけるような行政の動きも見られないでもないですが、処方されることはまだまだ続きます。


”2種類のお薬が1つになりましたよ”と言われたら、よ~く注意して薬の説明を聞いてくださいね



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