薬剤師の派遣業務(受け入れる立場)
現在、派遣薬剤師として働くこともある私ですが、以前は派遣薬剤師を迎え入れる立場にいたこともあります。
私が大学病院を退職した後、最初に勤務した薬局への働くきっかけは、友人でした。
結婚間もなかったこともあり、少し家のことをやっていこうと思っていたのですぐに働くことは考えていませんでした。
そんな中退職することを知った友人から自分の薬局で人手が不足しているのでパートで良いからきてほしいという頼みがありました。そこの薬局では1年働きましたが常時人手不足でした。(友人は雇われ管理薬剤師)
私が働かない日は薬剤師が友人1名になることもしばしば。この状況を知っていて、解決しようと努力しない社長(薬剤師ではありません)に私達はほとほと嫌気がさしていました。
そんな中まず、私の友人である管理薬剤師が退職することになりました。彼女の有給休暇中は常勤薬剤師がほぼ不在です。他の店舗からの手伝いがあるとはいえ、私1人と事務(1名)での勤務もざらでした。
さすがに冬を迎えると患者が増えることもあり、派遣をすぐにでも頼んでもらうよう直談判しました。その結果、派遣がくることになったのですが・・・。
様々な薬剤師が来ました。もちろんきちんと仕事が出来る方もいますが、中には本当に薬剤師?というような人もいました。調剤ができない(処方箋をみて数が数えられない)、患者と話せない、薬剤師として最低限知っているべきことを知らない、など挙げたらきりがありませんでした。
そんな中私が派遣に求めたことは即戦力です。
慢性的な人手不足の薬局としては人間性と仕事能力を比べると、能力を選びます。
正社員なら話は違ってくるとは思いますが、ある一定時間の雇用ですので人間性に関しては割り切りました。(ただ、きちんと仕事ができる人は、その人となりもきちんとしていました)
冷たいようですが当時の私の判断基準は、“使えるか、使えないか”これにつきました。そして、苦情は即派遣会社に連絡し、チェンジをお願いしたこともありました。
こんな経験をしたこともあって、派遣で働く立場になってからは、とにかく即戦力となるべく努力を怠らないよう気をつけています。
派遣先は”働く人”を求めているのです。
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