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花粉症・点眼薬(目薬)

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あまりにもの痒さに出来ることなら眼球を取り出して洗ってしまいたい!

そんなことができないから、せっせと目薬でケアするんです。

■眼のかゆみ

あっかんべーをしてみてください。赤い粘膜がみえましたか?

ここの部分はいつでもぬれています。

そして、このぬれている所に花粉という異物が突入してくると人によってはアレルギー症状を起こし、眼のかゆみなどを引き起こします。

かゆいです。

でもかいてはだめ。

角膜を傷つけたりすると、最終的にはステロイド入りの点眼薬を使うことになり、症状が治まるまでの時間もかかってしまいます。

■点眼薬(目薬)


様々な目薬がありますが、ここでは医療機関から処方される目薬についてのお話です。

ジェネリック(後発)薬品を列挙するとキリがないため先発品の一部の商品名のみ載せています。

目薬には大きく分けて、

①予防するもの 

②今出ている症状を緩和するもの 

③症状が強くなった時に使うもの 

に分けられます。

①予防:アレギサール(ペミラストン)・インタール・ケタス(アイビナール)・ザジテン・リザベン など

*( )内は前出の薬と同じ成分で商品名が違うだけです。ケタス=アイビナールとなります

これらは抗アレルギーと呼ばれる薬です。

かゆみや充血を予防するため、花粉が飛ぶ前から点眼を始めると効果的と言われています。

尚、リザベンは冷蔵庫に入れると結晶化することがありますので必ず室温で保存してください。

②症状を緩和:リボスチン

この目薬はアレルギー症状の時に出てくるヒスタミンを狙い撃ちで押さえ込んでくれる目薬です。

そのため今出ている症状に対して効果的です。(重度の場合を除く)

この目薬は懸濁(液体の中に粉が溶け切れずにいる状態)しているので必ず使う前によく振って下さい。

③ひどくなったら:フルメトロン・リンデロン など

ステロイドの目薬です。花粉症の眼の症状に対しては濃度が低いものが使われることが多いです。

ひどい炎症を起こしている場合に用いられます。局所的に、短期に使われることが多いのでさほど副作用の発現は少ないのですが、勝手に点眼回数を増やしたりしないようにしてください。

尚、フルメトロンは②のリボスチンと同じく、懸濁液なので使用前はよく振って下さい。

■点眼薬の注意事項

・決められた回数を守る。原則1回片目につき1~2滴で十分効果は得られます。

・コンタクトレンズは外して点眼。(点眼薬に防腐剤が入っているためです。以前はデイリータイプのコンタクトには使えると記載のあった目薬もありましたが、現在ではその記載もなくなっています)

・2つの目薬を使用する場合は、必ず1本目をさした後5分程度の時間をあける。
(すぐにさしてしまうと、最初の目薬が2本目の目薬で流されてしまいます)

・開封後は1ヶ月を目安に捨てる。(残っていても衛生上、使用することはお奨めできません)

・振る指示のある目薬は、必ず振ってから使用(上澄み液だけを点眼しても効果がありません)

・持ち歩く時は添付の袋に入れて持ち歩く(目薬の種類に合った袋が添付されています)

痒いけれど、こすってはいけない苦行のような状況、お互い頑張りましょう。



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