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花粉症・点鼻薬

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鼻症状は花粉症発症の100%の方にでる症状と学生時代に授業で聞き、当たり前だろ、と心の中でつっこみをいれたことを思い出します。

この鼻症状も千差万別。

鼻水が止まらない人もいれば、鼻づまりになる人もいます。当然、くしゃみ連発は日常茶飯事。

花粉症対策として、鼻の治療薬について取り上げます。

■鼻水

アレルギー性の鼻水は、水のような、無色透明なことが特徴です。

(副鼻腔炎(蓄膿症)や風邪などでウイルスがある場合は、黄色の鼻水で粘性があるタイプになりがちです)

鼻水がでるから、鼻をかむ。

するとかみすぎて、鼻の入り口が赤くなってひりひりしたり、皮がむけたりしてしまいます。

時にはステロイド入りの軟膏やクリームを処方されるくらいひどい患者さんも薬局で見受けますが、通常ではワセリンが無難でしょう。(赤ちゃんでも使え、顔にも安心して使えるからです)

【私はこんなことやってます・・・】

あまり鼻を強くかみすぎると耳にも悪影響ですので、在宅中にはティッシュを鼻に詰めて少し自然にでるのに任せてみてはどうでしょう?特に調理中は衛生的にその都度鼻をかんで、手を洗ってなんてやってられないのでよくやっています。

■鼻づまり

鼻詰まりも非常に辛いです。

鼻で息ができず、口呼吸となり、喉が渇き、ひりひりと喉の奥が痛くなることもしょっちゅう。

アレルギー源(花粉など)で炎症を起こすと、粘膜が腫れ、鼻づまりを感じてしまいます。

鼻奥が狭いという構造上の面も加担しています。

完全に両鼻が詰まってしまうと、どうにもできません。

【お奨めケア】

①蒸しタオル

通年性のアレルギーもちだった私は冷たい空気にあたると、すっとして気持ち良いので好きだったのですが、当時の主治医からは温めることを薦められました。電子レンジでチンしたタオルを鼻の部分に当てます。

さらに、両小鼻のつけね付近に押すと気持ち良いツボポイントもあるので、そこを押すのも気持ち良いです。

永遠に続く気持ちよさではありませんが、試してみては如何でしょう?

②家でもマスク

鼻詰まりにより口呼吸になってしまうことが多いため、家でも昼夜問わずマスクをしています。

当然、寝る時も。喉の乾燥も防げますし、かなりお奨めです。この際、色気はどっかへいってもらいましょう。

市販品では、口部分がウエット状態になっているマスクもあるようですが、いずれにせよ、清潔に、使い捨てタイプはきちんと1日ごとに捨て、綿タイプのマスクはきちんと毎日洗いましょう。

■点鼻薬(ここでの商品名は全て処方薬です)

①抗アレルギー性薬:リボスチン・ザジテン・ソルファ・ノスラン など

効果の発現が比較的遅く、安定した効果が得られるまでに約2週間かかります。

ステロイド入りと比べると、どうしても効果は弱めです。

花粉症が始まる前から使い、花粉症が終わる時期まで使うことになります。

②抗コリン薬:フルブロン

鼻水・くしゃみに効果的で予防薬でも鼻水がとまらない時に使用します。

抗アレルギー剤などと併用しながら使用します。

即効性なのですが、持続時間が短いため、1日3~4回点鼻する必要があります。

③血管収縮薬:トーク・プリビナ など

鼻の粘膜の血管がアレルゲン(花粉など)により、拡張し、鼻粘膜を赤くみせることがあります。この拡張した血管を収縮するための薬です。

鼻づまりに速やかに効きますが、持続性がありません。

また、長期間使っていると効果が得られなくなったり、使用していない時に鼻づまりがより悪化することもあります。

医師によっては、ステロイドと血管収縮薬を混ぜて処方することもありますし、両者が既に混合された薬(商品名:コールタイジン)もあります。

④ステロイド:アルデシン・フルナーゼ など

鼻づまりに特に効果を示す薬ですが、くしゃみ、鼻みずにも効果があります。投与2~3日程度で効果が得られます。

ステロイド、という言葉に抵抗を感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、点鼻薬に関しては、薬の量も少なく、体全体への影響はほとんど見られません。

主な副作用としては鼻の粘膜に対する刺激感や鼻血、鼻の痛みなどがあります。決められた回数を守らない場合にも起きることがあります。

しかしこれらの症状は、ステロイド点鼻薬の使用をやめることによって速やかに元にもどるとされています。

異常が感じられた場合には、すぐにご相談ください。

■使用上の注意

・できるだけ鼻をかんでから使用 (無理してかまなくても大丈夫)

・指示された回数を守る。連用により逆に鼻づまりや鼻出血などを引き起こしたりすることがあります。

・使用前には空中で何回か押して、きちんと薬液が噴霧されるか確認(空噴霧と言います)

・振ってから使用する指示がある場合は、振ってから点鼻する。

・点鼻した後は、しばらく鼻をかむのは我慢(薬を鼻の内部に行き渡らせます)。上を向いておくのも良いでしょう。

使いすぎず、適量を守って使ってくださいね。



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