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妊婦・授乳婦の方のヨウ化カリウム

今回の「東北地方太平洋沖地震」に際しまして、被害に遭われた方には、心よりお見舞いを申し上げます。様々なチェーンメールが回ってきていることとても残念です。

地震から原発、放射能に注目が集まり、間違った情報も流布していますので、まずここで今一度強調させてください。

決してイソジンガーグル等を飲まないこと

これらのうがい薬は飲む目的で作られていません。含まれているヨード量も少ないです。原発がある自治体は予めヨウ化カリウムは常備しています。また服用タイミングは年齢、被ばく量により異なります。

買占めは無駄です。

そして今回取り上げたいのは、原発の近くまた近辺にお住まいの授乳婦、妊婦さんに向けての情報です。

これから産まれてくる子供たち、そして今抱っこしている小さな子どもたちのことが一番の心配かと思います。

日本産科婦人科学会より公式見解が発表されましたので大まかな内容を記載します。

対象者:平成23 年3 月15 日、午前6 時時点で福島原発より5km 以上離れたところに
居住していた妊娠・授乳中女性へのご案内

・福島原発事故放射線被曝による、ご本人、胎児(お腹の中の児)、母乳ならびに乳幼児への悪影響について心配する必要はありません。人体に影響を与えない低レベルの被ばく量のためヨウ化カリウムを服用する必要ななく、また母乳をやめる必要もありません


・ヨウ化カリウム服用を考慮したほうがいい妊娠・授乳中女性は50,000 マイクロシーベルト(50 ミリシーベルトと同じ量)以上、被曝したと考えられる方に限定される


あくまでの3月16日15時現在と限定したうえでの見解です。今後の原発の状態によって被ばく量等の変化はあるかと思いますが、今の段階で少しでも安心していただければと思いお知らせしました。


詳細は日本産科婦人科学会のサイトからご確認ください。そして周りのママ仲間、プレママ仲間に正しい状態を伝えてあげてください。そして常に報道される最新情報に耳をかたむけてください。

日本作家婦人科学科:http://www.jsog.or.jp/

3月16日発表PDFファイル:http://www.jsog.or.jp/news/pdf/announce_20110316.pdf


最後に恐怖と使命感の中現在冷却作業に関わっている原発の職員の方、自衛隊の方、関係者全ての方に敬意をささげます



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