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マイコプラズマ肺炎と学校の話

2012年はいつもより早い9月の段階でRSウイルスやマイコプラズマ(通称マイコ)が流行っていました

実は私このマイコに中学1年、高校2年の時の2回なったことがあります・・・
(中1の時は私→妹(入院)→母コースでうつしまくった記憶が。。。)


そうなんです、1回やったからといって免疫がついて2度とならないなんて都合のよい肺炎ではない、そんなマイコの話

私がマイコになった当時は夏のオリンピックのある年に流行るということで”オリンピック肺炎・オリンピック病”と言われていましたが、あっという間に毎年の流行物になってしまいました

そんなトリビア?はさておきマイコ

肺炎というだけあって基本は咳そして発熱

が、最近は咳だけで熱の出ないマイコ患者さんもいらっしゃるので、あまりにも咳が長引くようなら血液検査を受けることを勧めます
(レントゲンでは”肺炎”ということは分かっても、原因までは分かりません)

咳はしつこいものの、マイコには特効薬があります

それがマクロライド系抗生剤・テトラサイクリン系抗生剤(子供にはあまり処方されません)

商品名の一部をあげてみると、クラリス・エリスロシン・ミノマイシンなどなど
(最近耐性菌の報告もあるのが気になるところ)

これらの抗生剤+咳止め、痰切りなどが組み合わせて処方されます

抗生剤で熱は比較的早くに落ち着きますが、やはり咳は長引きます

熱が下がると幼稚園や学校への登校が気になりますが、このマイコは学校伝染病第3種に属するので、基本的に欠席停止の厳しい基準はありません。

要は主治医からもう学校行っていいよ~と言われたら登校OKです

とはいえ(このあたりの判断は主治医が行うものですが)熱が下がったからといってすぐに登校できる、というものではない、と思っていたほうがよいでしょう。
(このあたり共働き家庭には痛い。。。)

かなり体力は落ちていますし、他人への感染力は残っていますから、熱がさがっても咳が落ち着くまでは自宅安静が必要でしょう

そんな厄介なマイコですが喘息もちの方は別として、比較的重症化しにくいのが特徴でもあります

でもうつらないにこしたことはありませんよね

潜伏期間は2~3週間と長いので周囲で流行り始めてもしばらくの間は即マスク・手洗い・うがいを徹底してください



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