薬剤師ゆうの薬の話薬の話~症状~

耳鳴りの治療薬

耳鳴りの一般的なお話を”耳鳴りについて”でお話しました。

こちらでは、医療機関で使われることが多い耳鳴りの薬をいくつかピックアップしてみます。

*商品名は一般的なものをあげています。ジェネリックなどすべてを網羅していませんので予めご了承ください。また飲み方に関しては、症状の具合によって調節されることもあるので、記載はしていません。医師の指示のもとお飲みください。


■脳循環・代謝改善薬(商品名:アデホスなど)


血管を拡張することで、血流量を増やし、内耳の働き(代謝)を活発化させ、改善していきます。


■ビタミンB12(商品名:メチコバールなど)


末梢神経に栄養を与えます


■ビタミンE(商品名:ユベラニコチネートなど)

脂質にも働き掛けるためコレステロールが高い方にも使われますが、血流量をアップするため、血流促進や循環改善目的に使われることもあります。


■商品名:ストミンA

”内耳及び中枢障害による耳鳴り”という耳鳴り治療を目的として承認されている薬です。

ニコチン酸アミドと塩酸パパベリンという2種類の成分が1つにまとまっている薬で多くは1日3回、1回2錠ずつ飲みます。かなりの確率で処方されることが多い薬の1つです。


いずれの薬も強い副作用をもつものではありませんが、発疹や顔が熱くなったり、胃の不快感などが出る場合もあることを追記しておきます。

またこれ以外にも、めまいを伴う場合にはめまいを抑える薬、耳鳴りが原因で夜寝付きにくい、寝られない場合には睡眠導入剤などが処方されることもあります。


一部の病院では、漢方による治療もおこなわれています。

漢方といっても薬には変わりないので、万が一他にも漢方を飲んでいる場合には診察時に申し出てください。


少しでもあなたの耳鳴りが楽になることを願っています。

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*商品名は一般的なものをあげています。ジェネリックなどすべてを網羅していませんので予めご了承ください。また飲み方に関しては、症状の具合によって調節されることもあるので、記載はしていません。医師の指示のもとお飲みください。


■脳循環・代謝改善薬(商品名:アデホスなど)


血管を拡張することで、血流量を増やし、内耳の働き(代謝)を活発化させ、改善していきます。


■ビタミンB12(商品名:メチコバールなど)


末梢神経に栄養を与えます


■ビタミンE(商品名:ユベラニコチネートなど)

脂質にも働き掛けるためコレステロールが高い方にも使われますが、血流量をアップするため、血流促進や循環改善目的に使われることもあります。


■商品名:ストミンA

”内耳及び中枢障害による耳鳴り”という耳鳴り治療を目的として承認されている薬です。

ニコチン酸アミドと塩酸パパベリンという2種類の成分が1つにまとまっている薬で多くは1日3回、1回2錠ずつ飲みます。かなりの確率で処方されることが多い薬の1つです。


いずれの薬も強い副作用をもつものではありませんが、発疹や顔が熱くなったり、胃の不快感などが出る場合もあることを追記しておきます。

またこれ以外にも、めまいを伴う場合にはめまいを抑える薬、耳鳴りが原因で夜寝付きにくい、寝られない場合には睡眠導入剤などが処方されることもあります。


一部の病院では、漢方による治療もおこなわれています。

漢方といっても薬には変わりないので、万が一他にも漢方を飲んでいる場合には診察時に申し出てください。


少しでもあなたの耳鳴りが楽になることを願っています。



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