水虫事情
梅雨時になるとこぞって宣伝が過多になる水虫の薬。
今時の靴事情では冬にブーツを履きっぱなしのレディも意外と水虫だったりするもんです。
私には関係ない、な~んて思っているあなた、もしかしたらその皮膚に潜んでいるかもしれませんよ。
そして市販薬を連用しているあなた、その症状は本当に水虫ですか?
■今時の水虫事情
水虫といえば、ムズムズするほどかゆくて、なんだか皮膚がぽろぽろ剥けてきてなんてイメージはありませんか?私も皮膚科医の講義をうけるまでそう思っていました。
でもそんなに甘くはないんです、水虫って・・・。
最近のメディア事情で水虫とは白癬菌(はくせんきん)というカビの一種に感染した状態というのはご存知の方が多いようです。
でもこの症状は、というと人それぞれ。
足以外にも当然感染はしますし、爪周辺、厚くなった角質に潜んでいることもあります。
症状も必ずしも痒いとは限らないことがわかっています。(かさかさタイプの水虫)
一番怖いのは自己判断による思い込み、そしてその思い込みによる自己治療です。
皮膚科では皮膚をなぞるようにしてとった表皮を顕微鏡で調べることで白癬菌によるものか、それとも別の皮膚の病気かを判断してくれます。(すぐに病名がつかないこともあります)
同じ症状がずっと続いていたり何かおかしいな、と思ったらためらわずに皮膚科を受診することを強くお奨めします。
自己判断での市販薬での治療は時として逆効果になることがあります。
そして通院が始まった場合には、きちんと定期的に受診し医師の診断を仰いでください。表面はきれいになっても中にひそんでいるため、治療には時間がかかります。
決して治らないわけではないけれど、時間がかかる、これが水虫治療です。
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