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湿布+光=?

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年齢に関係なく、痛みや足の疲れ、肩こりなどに湿布を貼ることがあるかと思います。

人によっては、湿布によるかぶれや炎症を経験してしまうことがあります。

【湿布を貼っている時に、皮膚の症状がおかしくなったら、すぐに剥がしてください。また入浴前後(30分~1時間程度)は湿布を剥がした状態で、皮膚を休めてください。】

今回は、貼った湿布の種類かつ貼っている(貼っていた)場所によっては皮膚炎になるかも・・・という注意のお話です。

■どんな湿布?

成分名:ケトプロフェン 

商品名:モーラス・ミルタックス・サイトステップ (これらの商品名はいずれも医師から処方される湿布です。市販薬でも注意が必要なものがありますので、きちんと添付または箱に書かれている注意事項を読んでください)


■どんな時?

ケトプロフェンという成分は痛みには効果があるのですが、光に当たった時に皮膚炎(正式名称:光接触皮膚炎)が起こる可能性があるのです。

言い換えれば、光に当たらなければ、皮膚病変は起こらない、ことになります。

但し、ここで注意。

剥がした後でも、光に当たりすぎてしまうと皮膚炎を起こす可能性があります。
皮膚炎を発症した症例のうち、80%近くが剥がしてから1週間以内に起こしています。症例の99%が4週間以内に発症しています。

剥がした後でも、4週間(約1ヶ月間)は注意してください。

■どうすればいい?

①紫外線に当たらない(これで100%回避出来ると製薬会社は明言しています)

②炎天下での屋外での作業・活動を避ける。海水浴やテニス、ゴルフ、また屋外の部活動は要注意です。

③衣服やサポーターで部位をカバーする。黒や濃い色ほど紫外線を遮ってくれます。

④室内でも注意。ガラスごしに紫外線が入ってきますので、屋内だからといって油断は禁物。

⑤剥がした後でも、肌を露出させないように注意(目安は剥がした後4週間)

良く効く湿布だからといって、他人へ渡すことはしないで下さい。きちんとした注意が行き渡っていない場合、非常に危険です。


参考資料)モーラス添付文書・久光製薬患者指導箋



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