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内服薬・外用薬調剤

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私の中ではこれぞ薬剤師といった仕事です。

処方箋に基づき調剤は行われます。一般に調剤は薬剤師と思われますが、医師が自分で処方したものに限っては医師の調剤が認められています。専売特許のようで、一部除外があります。

処方は、調剤(薬を集め、調製する)した後必ず監査(集められた薬剤があっているか、飲み合わせの悪い薬がはいっていないかなどの確認)を通して患者に渡ります。監査者は当然、調剤者とは違う人間が行いますが、当直時は自分で調剤して自分で監査するので緊張もひとしおです。

このように違う人間によるダブル(2重監査)、時にはトリプルチェック(3重監査)、当直時には少し時間をあけて監査を行うことで調剤ミスを防ぐようにしています。

調剤は錠剤だけではありません。粉薬(散剤)や水薬(水剤)、外用薬に分類される塗り薬や目薬、シップなども調剤します。塗り薬には自分で容器につめるものもあります。

この際も計りとる量がその人に適正か、各々を混ぜてもよいか、などを考えながら行っていますし、監査もそういった点にも注意して行われています。

また粉は機械でまくのですが、1包あたりにムラなく均等に薬が入っているかのチェック、ゴミ等がはいっていないかのチェックも必ず行っています。

中でも私が一番緊張するのは、小児科領域の処方と抗がん剤、インスリンの処方です。やはり子供は、ちょっとしたことが命取りになりかねないので注意に注意を重ねます。また抗ガン剤は服用期間が適切に守られているかなど気を使うところが盛りだくさんです。インスリンも違う薬を渡してしまうことで血糖の変動をきたし、死にもいたらせる薬になる可能性を秘めているからです。

院内外問わず、薬局によっては小児科の処方や糖尿病、抗ガン剤などの特定の薬に限ってを2人の監査者をおく2重監査(ダブルチェック)で行っているところもあります。色々な人間の目を通すことで何十にも間違いを防ぎます。

*調剤薬局や院内の薬局で受け付け順に薬が渡されないことが多々あります。それは調剤する薬の種類、内容によって前後してしまうからです。もちろんスムーズにお渡しできるようにしていますが、そういった事情もあることをご理解頂けると幸いです。

ちなみに・・・
私が新人の頃は瞬時に掛け算ができなかったです。例えば1日2回 1回1錠の30日分。これは薬を60錠集めます。そして薬のシートは10錠や14、21錠だったりするのでしばし考え込んでしまいます。(なのでいつでもポケットサイズのmy電卓が必要でした)これが1回2錠だったりするとさらに悩む、悩む。慣れてくると条件反射になるのですが、それでも時々指を使って確認してしまいますが、間違えないのが一番なのでここではしっかりと確認します)

新しい薬など様々な情報が日々もたらされています。ますます精進しないといけません。



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