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妊娠と薬・危険性が高い薬

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今回の表は添付文書の基づき作成しました。

医師により、妊娠時期や量を調整しながら使う場合も(特に抗けいれん剤)あるようですが、この表は添付文書を資料として作成していますので、ご了承ください。

また、あまり影響がないとされる説が論文などで発表されている薬に関しても、添付文書に記載がある薬に関してはそのまま記載しています。

尚こちらの表に記載している薬以外にも注意が必要な場合もあることをご理解の上、参照してください。

■催奇形性・胎児死亡などを起こす可能性が高い主な薬(医療用薬/一部免疫抑制剤・抗ガン剤除く)
薬効 一般名 商品名(一部)
抗けいれん カルマパゼピン テグレトール
トリメタジオン ミノアレジオン
バルプロ酸ナトリウム デパケン、デパケンR
*躁鬱治療にも使われます
フェノバルビタール フェノバール
フェニトイン アレビアチン
プリミドン マイソリン
抗凝固薬 ワルファリンカリウム ワーファリン
乾癬・角化症治療薬 エトレチナート チガソン
*服用中止後も体内に残るので女性(催奇形性)は2年以上、男性(精子形成能異常)も半年以上は避妊が必要
ビタミンA ビタミンA チョコラA
*脂溶性ビタミン。妊娠前3ヶ月~妊娠3ヶ月に1日1万単位以上の摂取で頭蓋神経などの奇形の報告。
1日5000単位迄の摂取に留めて下さい。市販のビタミン剤もVAを含むものは注意です。
NSAID潰瘍治療
(胃薬)
ミソプロストール サイトテック
*子宮収縮を引き起こし、流産を引き起こす危険性あり
痛風発作予防薬 コルヒチン コルヒチン
*影響が少ないとの説もあるようですが、父側の服用での染色体異常(ダウン症候群)の報告あり。
妊婦にも禁忌です。
抗リウマチ薬・
白血病治療薬など
メソトレキセート リウマトレックス
子宮内膜治療薬 ダナゾール ボンゾール
*女児外性器の男性化
女性ホルモン 黄体ホルモン・卵胞ホルモン合剤 ピル類
卵胞ホルモン(エストロゲン)単独も妊婦は禁忌
躁病治療薬 炭酸リチウム リーマス
抗生剤 アミノ配糖体(アミノグリコシド)抗生物質 カナマイシン、ゲンタシン
*第8脳神経障害といわれる難聴などの影響が新生児に現れることあり
テトラサイクリン系抗生物質 ミノマイシン
*骨・歯の発育阻害、歯牙着色を引き起こすことあり。特に中・末期に注意
降圧剤 ACE阻害剤 レニベース
アンジオテンシンⅡレセプター拮抗薬 ニューロタン
*腎形成障害、顔面奇形、羊水過小、死亡報告あり。時に中・末期に注意
解熱鎮痛剤 アスピリン バファリン
*分娩前服用で新生児に出血傾向。他にもチアノーゼ傾向、陣痛抑制の報告あり。
但し、初期に服用しても催奇形性に関しては問題は少ないため、妊婦が全く飲んではいけない薬ではない。

男性が注意する場合の薬については男性の薬のページで紹介しています。
一部上記と重複していますがご参考ください。



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