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薬の飲み方・どうやって飲む?

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時々、水なしで薬が飲める!と誇れる人に出会うことがありますが、これあ水なしで飲めるように作られた薬以外では、ご法度な飲み方です!!

原則①:水または白湯で飲む

水なしで飲める薬*や、チュアブル(噛み砕いて飲む薬)といった例外を除いて、基本は水・白湯(さゆ)です。

水・白湯で飲むクセをつけておくと、どの薬でも基本的には問題ないからです。

一部の薬(骨粗しょう症の薬など)では、ミネラルの関係で外国産の硬水のミネラルウォーターなどは避けて頂きたい場合もあります。

よく言われるコップ1杯、というのはやはり、食道や胃を荒らすことを予防するためです。

きちんと水で流し込まないと薬が食道あたりでへばりついたりして、食道に炎症を起こしてしまうことがあるからです。

疾患により水分制限がされている方を除き、大体100~200mL程度が目安です。一気に飲めなくても少しずつでもきちんと水分は摂るようにしてください。

くれぐれも水なしで薬を飲めることを自慢にはしないで下さい。

原則②:そのまま飲み込む。(チュアブルを除く)

例外を除いて薬はそのまま飲んでください。

飲みにくいからといってカプセルを外して中身だけ飲んだり、錠剤を噛み砕いたりしないで下さい。

というのは、薬は様々な工夫が凝らされているからです。

胃で効くようにしたもの、胃ではとけずに腸で溶けて効くようにしたもの、長く効果をもたせるようにしたものなどの工夫が噛み砕いてしまったり、カプセルの中身だけで飲むことで水の泡になり、さらにはきちんとした効果(薬効)がでません。

急に薬の効果が効きすぎてしまい、体にとってはマイナスの状態になることもあります。

できれば・・・:薬を飲んだ後は体を起こしておくことが望ましい。

これも①同様、薬がきちんと途中でひっかかることなく胃に到達することを目的としているからです。

体調が悪い時には辛いかと思いますが、ほんの少しでも枕に持たれて体を縦にしておくことをお奨めします。

*水なしで飲める薬:“口腔内崩壊錠”という薬が開発されています。飲み込む力が弱いお年寄りや外出時に飲む機会が多い方にとっては便利な薬です。この薬は舌の上におくと瞬時に解けてくるものや、舌で軽くつぶすことで吸収されていきますが、最後は自身の唾液で飲み込みます。

この薬を普通に水で飲んだからといって吸収に問題はありません。今まで通り水で飲んでも大丈夫な薬です。



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