我が家の場合は、

①マイホーム獲得のための貯金作り（できるだけローンを少なく組むという目的）

②暮らしに心の余裕を持たせるため無駄な出費は省きつつも、必要な経費はしっかり確保するため

③老後も含めて今後の生活への資金確保

主な理由はこの3点。

節約ブームの昨今、ともすれば節約するための生活、といった本末転倒な生活スタイルに陥ってしまう恐れもあります。

そのような悲しいサイクルにはまらないようにするためにも、目的をしっかりと見据えておくことが大事かと思います。

もちろん、家族がいる場合には家族全員でこの目的を把握しておくにこしたことはありません。

そうすることで”私だけ頑張ってる”といった独りよがりな苦しさから逃れられることがあります。お金の管理やそれにまつわる苦労をするのは何も主婦だけの仕事ではありません。

私自身は結婚当初は節約雑誌や個人ホームページの家庭の光熱費の少なさや、食費の少なさに度肝を抜かれると同時に、己を振り返って虚脱感を感じることもありました。

でも自分達の生活スタイルを完全無視して、こういった家庭を完全に真似をしてしまうことは自分達の家庭の中でひずみが生じてきてしまう可能性が高いです。

情報源を否定することはありませんが、あくまでも一例をあげているだけ、といったきちんと距離をもった読み方をしたほうが良いでしょう。住環境が違うだけでガラッと異なる部分もあります。

当サイトも含めてあくまでも参考にする、といったスタンスで読んで頂きたいと思っています。

大切なのは、どうして家計管理をしようかと思ったことか。その動機です。

そこを抑えておけば、必ず何か問題があったりしたときに、その原点にもどることができます。そして新たな力を得ることができるはずです。

ちょっと毎日の細かいことに疲れた時でも、最初の3点の目的を考えると、自然と続けることができます。

ただ皆がやっているから、というだけで行うのではなく、何のために行うか、と位置付けるだけで家計管理の第一歩は踏み出せたも同然です！