はじめに
ホームページを開設してしばらくたった頃、こんなメッセージを頂いたことがあります。
「何故、フルタイムで薬剤師として働くことではなく、節約することを選んだのでしょうか」
これの問いに答えることは私の原点を見直すことでもありました。
批判を承知で書けば、確かにフルタイムで働けば、それなりの収入にはなります
。事実、正職員として大学病院で勤務していた時には年収500万弱という年齢に対して多めの収入だったかもしれません。
では、何故その収入源を断って、節約に心を向けたのか
それは、夫との生活を第一に考えたかったから
ハードワーカーの夫が体も心も、少しでもほっとできる空間を作りたかったから
これ以上これ以下の理由もありません。
私自身は、以前から仕事をして自分で収入を稼ぐことには、こだわりがありましたし、今もあります。
仕事をしないという選択はありえない、とまで思っていました。
でも当時の勤務体系では土日も関係なく、当直もあり、私達夫婦の考え方と勤務状態が即していませんでした。
また私自身は仕事に猪突猛進となるタイプで過ごしてきて、実家にいる頃はそれでもまだ許されていましたが、世帯を構えるとなるとどうなんだろうか、家庭を言い訳にするのではないか、はたまた仕事を言い訳にするのではないか、という自分のふがいなさを考え、結果退職しました。(現在はパート勤務)
そしていざ結婚
今まで家事料理なにもかもやったことがない状態から始まった生活だったので、せめてお金の管理は夫に迷惑かけないように、お金が足りなくならないように、という気持ちから節約という言葉がひとつのキーワードとしていつでもインプットされるようになりました。
私の節約意識はこんなことから始まりました。
時には頭を抱えたくなるような失敗もあります。
でも道義的な部分を踏み越える節約は決してしないよう、できる範囲で家計をうまくコントロールできるよう、これからも精進あるのみです。
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