見返す家計簿
家計簿をつけても、ただ数字を並べているだけでは単なる記録。子供の頃のお小遣い帳と変わりありません。
大事なのは、支出を1つのデータとして反省したり、今後の戦術を考えたりすることです。
つけるよりも、もっと大切なのが家計簿の反省タイム。
1ヶ月の家庭の記録がぎゅっとつまっているこの家計簿を有効利用しましょう。
①支出は適正だったか
これが一番大事といっても過言ではないでしょう。
たとえ赤字であっても、必要経費だったら良いのです。出るべくして支出したお金なんですから。
タブーなのが、お菓子を買った、ついつい面倒だったからランチや外食してしまった、妻の趣味のものに使い込んでしまった、子供に記念日でもないのにおもちゃや洋服を連続して買い続けている、買ったけれど使い切れず捨ててしまった食材、などうやむやに、無駄につかったお金。
これはいけません。食費、雑費全ての項目に対して、無駄な買い物がなかったのか確認するだけでも、次の月への教訓になります。
私は見直しの時には自分のコメントを家計簿に残して、自分を叱咤したり、褒めたりしています。
②予算設定が適正だったか
毎月赤字が続くようだったら、予算設定そのものを見直したほうがよいでしょう。理想はありますが、まずは現状を見極めておく必要があります。
③光熱費も記載しておくと便利
明細がきたらきちんと記載しておくと、後から同じ時期の支出を見直すことができ便利です。家計簿に生活の記録を色々記載してしまうことで家計簿を開くという習慣がつきやすくなるメリットもあります。
④貯蓄額を書く
私が行っているのは生活費の残金貯金額を記載することです。
我が家の場合、生活費の余りがでると3000円前後は外食費として積立て、残りは口座ならびに小銭貯金をしています。この時にそれぞれの貯蓄額を家計簿に記載しています。
こうすることで、前月より頑張れた、来月はもう少し外食費が欲しいから不必要な支出を控えるようにしよう、といった具合に支出を意識することができています。
私自身は家計簿をつけることで、これからの見通しを想像し、それに関わる費用考えると自然に財布の紐をしめる気持ちになります。
これはケチではなく、倹約といった概念に近いでしょう。
当然月によってはへこんだり、どうしよう、こんな予定じゃなかった、と頭がぐらぐらしてしまう結果になることがあります。けれどもそんな時に家計簿を見返すと、こんなにもちゃんと続けてやっているんだ、という気持ちになります。
結果は後からついてくるものです。
生活費が余ったら、時には自分の好きなケーキを買ったりして英気を養って、細く長く続けていきましょう。
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