乳がんセルフチェック
女性の悪性腫瘍(癌)の中でも羅漢率(その病気になる率)か非常に高いといわれている乳がん。
食生活、生活習慣の変化により増加の経過をたどっています。
ただ、この病気は自己チェックができます。月1回の自己チェックで早期発見に努めましょう。
早い段階で発見された場合には、非常に治癒率が高い悪性腫瘍でもあります。
◆乳がんの原因の一部と考えられているものは?
高齢出産、肥満、閉経年齢の高さ、初潮年齢の低さ、ホルモン療法、乳がんの家系、独身などが原因の1つと言われています。
最近乳がんが増えたことは、生活の変化があることは否めないようです。
以前のように女性は結婚して、子供を産んで、母乳で子を育てて、といったプロセスを誰もが通らないこの時代の流れでしょう。(かくいう、私もその1人ですが)
食生活ではやはり油の摂取の過多、動物性脂肪の摂取が原因の1つとされています。
といって、これらを完全にカットしたからといって(現実には栄養バランスもあるので不可です)乳がんにならないか、というとそういった保障はありません。
乳がんの家系、というのは2つの要素が考えられます。
まずは体に組み込まれた遺伝子のなせる部分、そしてもう1つは同じ屋根の下で、同じ食事を食べて、といった環境的な部分があるでしょう。
あくまでも確率の高さ、であって100%ではないのが病気の摩訶不思議な部分です。
*乳がん歴のある方は、反対側も乳がんになりやすいと言われています。定期検診、自己チェックは必ず行ってください。
◆乳がんのセルフチェック
40歳以上ではお住まいの地域で乳がんの健診が受けられます。
住民票がある区・市町村からその時期になると手紙が送られてきます。各地域により、受診方法は異なりますので、分からない場合は役所、保健所で確認をして、検診を受けるようにしましょう。
また、自分自身でのチェックも毎月決まった日に行うと良いでしょう。
行う日は、胸が張りがちな生理前・中は避けて行います。
生理が終わって2~3日後あたりだと、触っても痛みがないので適しています。閉経後は毎月同じ日に行います。
入浴時に体を洗う時に石鹸がついた手で行うと、肌がすべりやすく、また自分で行いやすいです。
あくまでも自然に滑らせるように触ってください。また鏡でしこりがないかなど見る場合は、照明を明るくしましょう。
しこりがあったからといってすぐに乳がんとは結びつけられませんが、気になる症状がある場合は早めに受診しましょう。
イラスト入りで自己チェックの方法を示しているサイトがありましたので参考にして下さい。
製薬会社が主催するサイトです。
乳ガン.JP : http://www.nyugan.jp/
◆気になる症状がある時は…
原則、外科が乳がんを担当している科になります。
ただ、現在では細分化され、乳房外来といった専門外来がある病院もあります。近くにない場合は、婦人科でも健診や相談にのってくれます。
受診前には必ず病院に連絡をし、受診方法の確認をしておきましょう。
あなたの体を守るのは、あなた自身です。
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