もちろん無料ではありませんが、自分の生活時間に合わせて行えるメリットはあります。

また郵便局留めで代金引換ということもできるサービスを行っているところもありますので、誰にも知られずに行うこともできます。

こういったキット製品は様々なものが出回っていますが、販売店は保健所に”医療用具販売業”の届出をしてある必要があります。もちろん、検査に用いる医療器具も全て厚生労働省が認可したものしか使えません。

基本的な方法は、自分で採血した血液を所定の容器にいれて送り、結果を受け取る、というシステムです。

まず、この採血に関しては製品の中に道具が含まれています。

自分で採血をするのですから、腕からではありません。原則、指先から採取します。小さな針タイプのものをさして採取します。（ちくっとした一瞬の痛みです）

採取した血液は宅配便で指定医療機関、指定先（製品により異なるので添付の説明書をよくお読み下さい）へ送ります。

＊万が一、採取に失敗したり、送った採血で採取不足等があった場合は販売会社に問い合わせてください。内容によっては、無料で新しい製品を送ってくれるサービスを行っているところもあります。

血液は国の認可を受けた検査所で行われます。また病院内で行われる場合もあるようです。

そして結果ですが、原則郵送で送られてきます。

＊一部の製品の一部の検査のみネットで所定のパスワード等を入力することで結果がみられるものがあります

結果の書き方は、その検査機関の基準値・標準値（以前は正常値とよばれていたもの）と結果が数値で表されることがほとんどです。（医療機関で行っている場合は、異なります）

その結果をみて判断するのは、あなたです。

ここが通常の健康診断と異なる大きな点です。

念のため、基準値と比べてあまりにも異なるようであれば、速やかに医療機関を受診するのが良いでしょう。